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現地生活情報

オーストラリアの公共交通機関Q&A

公共交通機関利用の注意すべき点は?

  • 遅れは頻繁!

    オーストラリアでは日本の交通機関、電車やバスのように時間通りにきちんと来ることはあまり期待しない方が良さそうです。ラッシュ時においては、バスなどは日本でも遅れることもありますが、現地ではラッシュでなくても遅れることはよくあり、驚くべきことに来ないこともあります。
    そこで、仕事や約束で出かける時は、余裕を持って早めに乗ることをお勧めします。

  • 工事による運行中止

    さらに驚くべきことに、電車も土日など路線によって工事で全く動かないこともありますが、その場合は駅から代わりのバスが運行します。
    平日に通行止めにできない分週末に工事を行うのですが、お出かけが多い週末は いつも以上に時間に余裕をもって外出してください。

  • 乗り越しはダメ!

    日本では乗り越しすると降りた駅で清算することができますが、オーストラリアでは乗り越しができませんので注意しましょう。そんなつもりはなくとも時にはキセルをしたとして罰金を払わせられることもありますので、乗る前には必ず行き先を確認してください。

バスの乗り降りの注意点は?

  • 自分で合図

    バスを利用する場合はバス停でバスが来たら自分で手を出して「乗ります」という合図をする必要があります。そのバス停で降りる人がいる場合はもちろんバスは止まりますが、降りる人がいない場合、しっかりと合図をしないといくら立っていてもそのまま通り過ぎられることがあります。

  • 料金先払い

    バスの料金は乗車の際、運転手に現金で行き先を言い支払うか、または入り口に設置されている機械にバスパスを通します(その際バスパスには日付と路線番号が記載されます)。
    現金で支払った際にはバスの運転手からチケットを受け取るので、降りるまできちんと持っておきましょう。バスにはたまにキセル乗車を調べるインスペクター(検査員)が乗り込んで来ます。その際、そのチケットを持っていなければ違反として高い罰金のチケットを切られることになります。

  • 降車時の注意

    オーストラリアでは日本のバスのように次のバス停のアナウンスなどなく、降りる場所の手前でボタンを押さなくてはなりません。しかもバス停には名前も表示されていませんので、どこで押すかわからない場合は乗車の際に運転手に目的地を言い、降りるべき場所が来たら教えてもらうようにしましょう(ただし車内が込んでいる場合は運転手さんもたまに通知を忘れることがあるので、隣に座っている人にも聞いておく方が良いかもしれません)。
    加えてオーストラリアでは都市部近くであれば「○○前」と呼ばれるバス停がありますが、大抵の場合はバス停の名前がないので、「○○ストリートと××ストリートの角」とか、「○○ストリートに近いところ」といった呼び方になってしまいます。
    バスを利用する際は慣れるまでは地図を使用したり周りの人に助けてもらったりしましょう。

公共交通機関の中に忘れ物や紛失をしたら?

バスや電車、フェリーなどの公共交通機関の中に忘れ物をした場合は紛失物取扱所(Lost Property)に連絡を取って確かめましょう。
ただし、オーストラリアの場合はただでさえ盗難が多く、横領も頻繁に起こりますので物をなくしてしまった場合は日本よりは出てくる確率が低いことを頭に入れておきましょう。

以下の連絡先はシドニーの場合です。

  • 電車:Cityrail(Ph:02 8202 2000)
  • バス:Sydney Bus(131 500)
  • フェリー:Sydney Ferry(02 9207 3101)

タクシーに乗る時の注意点は?

オーストラリアのタクシーは、日本の様にドアが自動開閉ではありません。必ず自分でドアの開け閉めをします。料金は、初乗りは安いですが¢5ずつ次々とあがっていきます。運転手によっては、こちらが道を知らないと分かるとわざと遠回りをする悪どい運転手もいるので気を付けてください。また、こちらの人は一人だと前に乗る人も多いですが、座る場所に別に決まりはありません。ただ、オーストラリアの交通ルールの下、前に乗ったとしても後ろに乗ったとしてもシートベルトは閉める必要があります。

信号を渡る時の注意点は?

信号を渡る際、オーストラリアでは自分でボタンを押さない限り同じ方向の車道の信号が青になっても歩行者側の信号が青になりません。また、青になっても青の時間が とても短かったりしますので、信号はなるべく早めに渡るようにしましょう。

自転車に乗る時の注意点は?

オーストラリアでは、自転車は必ず車道を走らなければなりません(但し子供12歳未満、又は子供同伴の大人以外)。又、自転車利用者にはヘルメットの着用が義務付けられています。左右に曲がるが場合は手で合図をします。恐ろしいことですが中には 自転車に気付かない車もありますので、自転車に乗る際はくれぐれも注意して走ってください。

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