オーストラリアの治安
オーストラリアは他の英語圏であるアメリカ、イギリスやヨーロッパ、アジア各国に比べると比較的安全な国と言えます。
しかし、世界の中でも特に治安の良い日本と比較すると多くの軽犯罪が発生しており、スリ、置き引き、引ったくり、空き巣、車の盗難などは頻繁に、そして身近におきています。
置き引き
置き引きは、ファーストフードで注文をする際、テーブルの上にバッグを置き忘れたり、食事をしている時に椅子にバッグをかけたりしたほんの瞬間で盗まれたりします。また、引ったくりに関して言えば意外と場所には関係なくところどころでおきるものです。
夜間の一人歩き
他にも特に気をつけるべきなのが夜間の一人歩き、人通りの少ない道は避けて 歩くこと、常に貴重品はしっかりと身に付け、荷物からは決して目を離さないように心がけるなど、ある程度の緊張感は常に必要です。
空き巣
空き巣対策としてはアラームを設置したり、なるべく外から家の中を見せないようにしたり、夜に外出する時は明かりをつけていくか、隣近所に伝えていくのも良いでしょう。
車の盗難
車の盗難は、車ごとはもちろん、車の中の貴重品や車のオーディオ、タイヤを取られることもあります。アラームやステアリング、ロックバーなどの防犯装置をつけるのが上策です。
シェアメイト探しや物の売買
また、シェアメイト、不用品の売買の広告を出す時も注意してください。見学者や買取希望の人の中には不審な人物がいたりするので面会の際は必ず複数で 対応しましょう。
特に若い女性に
凶悪犯罪で若い女性に特に気を付けていただきたいのが、暴行や傷害です。特にいかにも観光客の装いや、日本人というだけで犯罪の的になることもあります。ある程度土地の感覚に慣れるまでは気を許すことさけていただきたいと思います。
他にも簡単に見知らぬ人と口をきいたり、電話番号、住所など教えたりしないことが大切です。パブなどでは飲み物に薬物を入れられ、意識を失ったところで暴行を受けるという被害が多発しています。
絶対に他人にお酒を買ってもらうべきではないというわけではありませんが、男女限らず、誰かにお酒を買ってもらう場合は、自分の手にお酒が渡されるまで必ずその人の側を離れず、飲み物に何も入れられていないことを確認するようにしましょう。
せっかく海外に来たのだからいろいろな友人を作りたいのは分かりますが、相手をよく知った上で 付き合うのが良いでしょう。また、女性は露出した服装は避けたいものです。
地域的な治安
いくら日本は治安が良いと言っても、やはり特定の治安の悪い地域がある様に、シドニーでも治安の良し悪しは地域によって変わってきます。日本の歌舞伎町、シドニーではキングスクロスと言うように、危険な街はどの国にもあります。
前もって、危ない場所をチェックしていくのも大事なことです。シドニーでは一般的にSurry Hills, Redfern, Kingscrossなどを歩く時は特に注意が必要だと言われています。