語学学校の種類
留学やWHは人それぞれその目的は異なりますので、目的に応じてステップを 踏んでいかなければなりません。オーストラリアの語学学校には私立・TAFE付属・大学付属などの学校のタイプの違いや、CITY・郊外などのロケーションの違いの他、同じ学校の中であっても一般英語コース・各種英語試験対策コース・発音矯正コースなど、ありとあらゆる違いがあります。
語学学校のタイプの違い
オーストラリア全土に約200校あると言われている語学学校ですが、そのタイプは私立語学学校・TAFE付属語学学校・大学付属語学学校と分かれています。
中でも私立の語学学校は非常に多く、それぞれロケーションや開講コース、留学生数や留学生数の出身地、設備や料金など、いろいろと比較するポイントがございます。特にシドニーは語学学校の激戦区ですので、それぞれの学校がポロモーション(奨学金制度)を行っており、お得な料金で申し込むことができます。
一方TAFEや大学付属の語学学校には主に本科で専門コースを学ぶことを目標としている学生が集まり、授業内容もTAFEや大学での授業を想定した非常にアカデミックなものとなっております。
CITY・郊外の違い
上でも述べた通り、シドニーなどのCITYに位置する語学学校では価格競争が起こっていますので、キャンペーンを利用して割安で授業を受けたり他のコースの受講が無料で付くといったパッケージコースも数多く提供されています。また、CITYは、買い物や交通にもとても便利です。
一方郊外の学校へ行くと、CITYに比べると学校の数が少ないため、料金にはそれ程変動が起きません。ただ、郊外で学びたいという留学生の多くは海に行ったり自然を満喫したいという方が多いので、その様な場合は郊外の学校でゆったりと学ぶスタイルが適しているかもしれません。例えばボンダイビーチ、マンリーといった場所ならばマリンスポーツ好きの生徒が集まるでしょうし、郊外に行くと静かでローカルな場所が望めます。勉強に集中できるでしょうし日本人も少なく、日本語をしばらくの間避けることもできるでしょう。
コースの違い
オーストラリアのほとんど全ての語学学校では一般英語コースが開講されています。この一般英語コースは「読む・書く・聞く・話す」全てのスキルを総合的に伸ばすことを目指すコースで、初めての留学やWHなどで日常会話の基礎を付けたい方に適しております。
いくつかの語学学校では一般英語コースの他、IELTSやTOEIC、TOEFL、CAMBRIDGEなどの特定の英語試験対策コースが開講されています。中でもIELTS試験はオーストラリアの大学などの進学のためや永住権の申請に必要な試験として広く知られています。専門学校で専門知識や技術を取得するのが目的の場合は大学、TAFE程の厳しい英語検定は要求されませんが、現地の人と一緒に勉強するのでそれなりの英語が必要になります。
また、上記のようなコースの他にも発音矯正やビジネス英語コース、英会話中心のコースなども各学校によってバラエティーに富んだコースが開講されています。