語学学校にかかる費用
オーストラリアの語学学校に入学する際は、ほとんどの場合入学金と授業料を支払いますが、学校によっては入学金が不要だったり、別途教材費が必要となったりする場合があります。また、学費の主となる授業料については公立か私立かの違いだけではなく、その学校の場所や授業(コース)内容、設備、修学時間・期間によって値段が変わってきます。
土地による授業料の違い
オーストラリアではシドニーやメルボルンなどの都市部だけではなく、郊外のTAFEや大学付属の語学学校、ビーチリゾートにある語学学校など、オーストラリアの全土に渡って広く分布されており、各地域によって学費が大きく異なります。
例えばオーストラリア一大きい都市、シドニーには何十校もの語学学校があり、特に私立の学校間では価格競争が起こっているため値段の方もリーズナブルな学校が多いのですが、価格競争が必要ではない学校の数自体が少ない地域では、料金設定が高い傾向があります。
授業内容の違い
一口に語学学校といっても一般的な語学学校には一般英語コースの他、各種英語試験対策コースや大学などの高等教育機関に入学するための進学準備コース、会話重視のコースなどがあり、それぞれのコースによって料金の方が異なります。
また、大学やTAFEなどの付属学校では、進学を前提とした非常にアカデミックな授業となり、また、大学の施設を使用できることからどうしても費用が高くなってしまいますが、その分付属校で規定されたレベルになるまで英語を勉強すれば、入学条件となっている語学試験のスコアを取ることなく、大学などの本科に直接入学することも可能となります(ダイレクトエントリーと呼ばれています)。
就学時間・期間の違い
就学時間について言えば、オーストラリアの語学学校の各コースは、ほとんどの場合一日5時間前後のフルタイムコースと一日3時間前後のパートタイムコースに分かれております。フルタイムコースは一週間あたりの授業時間が合計で25時間以上、パートタイムは15時間が基本となっております。時間が短い分、パートタイムコースの方が安く、また、空いた時間でアルバイトなどを行うことも可能となります。
就学期間について言えば、シドニーなどの都市部の多くの学校で長期割引が適応されております。この長期割引には、何週から何週まではいくら、何週から十何週まではいくら、と料金が提示されているタイプもあれば、5週間申し込んだら一週間分ただで受講できる、つまり、5週間分の料金で6週間勉強できるというタイプのものもあります。
学校選びはとても大事な事前準備の一つです。自分に合った学校を選ぶためにも、学校のウェブサイトを見たり、弊社のサイトでビデオ案内をチェックしたり、実際に現地に行って自分の目で学校の雰囲気を確かめてから入学することが望ましいと思われます。他にも
下記のサイトでは語学学校を地域別に紹介しているのでぜひご覧下さい。
http://www.elicos.com/