ABILITY education

　Ability メルボルン校体験記

現地生活の感想

初めての海外で、しかも英語は全く喋れなかったので不安でいっぱいでした。
現地では日本の学校で紹介してもらった家にホームステイしながらスクールに通いました。
家族の皆が観光にも連れて行ってくれたんですが、メルボルンはとても美しく住みやすい街です。
大きな博物館や美術館が何件もあり、街中はアートで溢れています。
道にはパフォーマーの方がたくさん居て、自由でとても賑やかな街並みでした。

メルボルンは芸術の街と言われていますが、本当にその通りだなと思いました。
先ほど述べた博物館ですが、入場料金は安く学生なら無料で入れます。
中は最新技術の映像を使った展示から、オーストラリアの先住民民族の歴史まで幅広いブースに分かれていて
一日ではとても回りきれませんでした。英語に慣れる意味でも、博物館や美術館は私にとって良い教材でした。
食事も世界各国の郷土料理が食べられました。見た目も美しく、味も日本人に合う味付けだと思います。
私のように英語留学で来ている学生や、現地に住んでいる日本人も意外に多く、ホームシックになる事もありませんでした。
海外留学は本人だけでなく日本で待っている家族も心配するので、安全安心なオーストラリアはオススメです。

授業の感想

最初は英語が全然喋れない状態だったので結構努力しました。授業についていくだけで大変でした。
ある先生は教科書を使わず、独自のやり方で進めて行くので、当時はその先生が苦手で授業が地獄のようでした。
でも必死に勉強して、先生も同じ事を辛抱強く繰り返し教えてくれたので、日本に帰ってきた今でも先生が教えてくれた単語や前置詞は全部覚えています。質問に答えられなくても、答えが間違っていても乱暴な言い方はせずにゆっくり分かりやすく教えてくれました。

また、世界中から来ているクラスメイトにも本当に助けられました。
コモンルームといって、生徒同士が話をしたり団らんするスペースがあるのですが、入学当時は話しかける事も出来ずに一人でいる事が多かったです。でもそんな私にも笑顔で声をかけてくれて、あまり英語が上手ではない私の話も真剣に聞いてくれました。
一人で勉強するより、友達と他愛もない会話をする方が英語がすらすら口から出てきて、自分でも実感できるほど上達しました。
毎週末には遠足のようなクラスメイトと街に出て学ぶ時間があり、一番好きな授業でした。
水族館や美術館など好きな所に行けて遊び感覚で英語を学び、感受性も育ったような気がします。

英語力の伸び方

日本で塾や英会話スクールに行くより英語力も伸びますし、人としても成長できました。
もちろん、留学費も安くはないし何ヶ月も海外に行くのは大変です。
でも人生の中でそのくらい自分の夢の為に費やしても良いと私は思います。
日本語が通じないという環境はストレスやプレッシャーになりますが、そこが一番大事だと思いました。
簡単に日本語を喋れない、頭で考えて精一杯の英語を使う事で力が付いてきます。
最初は地獄だと思った授業もだんだん楽しくなっていきました。
クラスについて行かなきゃと必死に勉強しますが、それが次の日の授業で活かされ、上手く会話ができると嬉しいし時間が経っても忘れません。

クラスも先生がひとりひとりに合ったレベルを選んでくださるし、自分で選ぶ事もできるので心配はいりません。
毎週月曜日にスピーキングのテストがあったんですが、上手にできるとクラスメイトが拍手して喜んでくれるし、クラスメイトの話を聞いて勉強になった事もたくさんあります。
やはり、生活の中で当たり前に英語があって、自然に話せる環境が英語力を身に付ける大切な事だと思います。
留学をして海外で働く夢もでき、そのために何をすべきか新しい課題も見つかりました。
私にとっては人生の中でとても大きく大切な経験になりました。